2016年06月04日

アトピーの原因と対策(シンプル版)

※克服方法(とその理由)※

・米を食べない (含有たんぱく質が消化できない)
・小麦を食べない (含有たんぱく質が消化できない)
・卵を食べない (含有たんぱく質が消化できない)
・乳製品を摂取しない (含有たんぱく質が消化できない)
・植物油を摂取しない (リノール酸が多すぎる)
・青魚を接触的に摂取する (ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸の摂取)


※理論的説明と根拠※

・アトピーの原因は「植物油の取り過ぎによるリノール酸過剰」と「たんぱく質の消化不良」の併存にある。

・植物油に多く含まれているリノール酸(脂肪酸の一種)は体内でアラキドン酸に化学変化し細胞膜の構成材料として蓄積する。細胞膜は脂肪酸で構成されるが、アラキドン酸とドコサヘキサエン酸で競合し合い、細胞膜の構成材料としてどちらが多く採用されるか椅子取りゲームをしている。アラキドン酸過多になると組織的柔軟性を失うだけでなく免疫過剰による炎症を招きやすくなることが生化学(奥山治美先生)によって解明されている。植物油の摂取を抑え、リノール酸からアラキドン酸が生成される過程(アラキドン酸カスケード)を妨げることがアレルギー体質からの脱却に欠かせない。また競合するドコサヘキサエン酸や体内でドコサヘキサエン酸へ化学変化するエイコサペンタエン酸の積極的摂取がアレルギー体質からの脱却に大いに寄与する。

・たんぱく質とは多数のアミノ酸がペプチド結合したもの(ポリペプチド)である。我々は消化によってたんぱく質のペプチド結合を破壊し、アミノ酸が二つ三つ繋がったジペプチドやトリペプチドにまで分解する。これにより食材が持っていた生命情報を破壊して体内に取り込む。しかし消化不良が起きると、この情報破壊が不完全なまま体内に取り込んでしまうことが近年明らかになっている(リーキーガット症候群)。一部のポリペプチドは体内で有益な働きをする場合もあるが、原則として人体にとって異物であるから免疫が反応して炎症を招く。たんぱく質の消化不良が慢性化すると必然的に体内で炎症が慢性化する。その一部が慢性的皮膚炎として我々を苦しめる。下関市立中央病院の永田良隆先生は数々の臨床経験から慢性的皮膚炎を引き起こしている消化不良を招く食品を「米、小麦、卵、牛乳」と喝破した。


※注意事項※

・たんぱく質の摂取は魚介類をメインとする。牛肉、豚肉、鶏肉はアラキドン酸が多く含まれているので控えめにする。昔は牛には牧草、豚には休耕地の雑草、鶏には砕いた貝殻などを食べさせていたようだが、今は肉が柔らかくなるというので穀物を与えている。これにより穀物に含まれているリノール酸が家畜の体内でアラキドン酸になるため、間接的に我々は植物油過剰摂取と同じことを肉類摂取によって行っている。さすがに米、小麦、卵、牛乳を断ち、肉類も断つわけにはいかない。必須アミノ酸が十分に摂取できなくなるからだ。青魚を積極的摂取して、かつ油の乗っていない肉類を控えめに摂取することでアレルギー体質から脱却するしかない。

・糖質制限がアトピーによいといわれるが、卵、牛乳、肉類の過剰摂取はアトピーを悪化させる。糖質が体に悪影響を及ぼす原因は糖質を摂取することで起きる血糖値の急激な上下動である。これは米、小麦、精製糖質、甘い果物の摂取を控えることで十分に抑えられる。米、小麦の代わりにイモ類、根菜類を摂取しよう。イモ類ならば米、小麦に比べて血糖値の上下動を低く抑えられる。果物はベリー類とアボガドが血糖値上昇を抑えつつ摂取できる。
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2016年05月28日

身も蓋もない単純アトピー克服法

アトピー克服法は簡単に言ってしまえば

「米、小麦、卵、牛乳、植物油を食べるな」の一言に尽きる。

臨床経験の中で上記食材がアトピーの五大原因であると喝破されたのは下関市立中央病院の永田良隆先生である。彼の著書「油を断てばアトピーはここまで治る」で書かれていることを基礎に、自分なりに食事を変えることで重度アトピーから脱却できた。いくら感謝してもしきれない。

先生はご著書の中で、上記食材を永遠に避ける必要はなく、肌の炎症が回復した後は、徐々に食べられるようになると主張されている。私も上記食材を完全に避けると栄養が偏った食事になってしまうので、各自、自分に合った方法で上記食材の摂取許容量を見極めることが大事だと思っていた。

しかし上記食材に注意を払って食事をするようになって数年が経過した今、上記食材はできる限り摂取しない方がよいのではないかと考えるようになってきている。というのも、上記食材を少量ながら摂取を続けると半年ほどのスパンをおいてアトピーが再発するのだ。そして上記食材を完全に断てば、アトピーはまた綺麗に治る。この経験を何度か繰り返して思うのは、上記食材は日々の摂取量に関係なくその毒性は蓄積するのではないかということだ。日を開けて摂取しようと、少量摂取しようと関係なく、体内に毒性が蓄積し、その蓄積が許容量を超えるとアトピーとして皮膚から排出現象が起こる。そうとしか考えられない経験をしてきた。

ここからはあくまで仮説になるが、人間はそもそも米や小麦を消化できるようにはできていないのではないか。消化器官の形状からみて人間は基本的に肉食である。おそらく魚介類を中心とした肉食が本来の姿だ。だが魚介類を豊富に獲得できる環境は限られており、非常食として穀物や家畜に頼る生活が確立していく。その中で例外的に腸内細菌の力を借りて高い穀物消化能力を獲得した人々が社会的強者となり、子孫を残していく。そしていつの間にか穀物を主体とした食文化が優勢となってしまったと考える。山幸彦(弟)が海幸彦(兄)を従えたように・・・。

穀物消化のために徐々に進化してきた人間の腸内環境はどうやら母体を通じて子孫に伝達されるらしい。出産の際に産道を通るとき、産道に存在する腸内に似た多様性をもったバクテリアのシャワーを赤ん坊は浴びせられる。産道を出ておぎゃあとはじめて泣き叫んだ瞬間から胃酸が出始め、数々の免疫機構が侵入する異物を排除し始める。そのため体内に有益なバクテリアを仕込むチャンスは産道を通る瞬間しかない。近年、日本の子供は4人に1人が帝王切開で生まれる。彼らはこのバクテリアのシャワーを浴びる機会を逸したまま生まれてきてしまうのだ。加えてウイルス性の風邪に対しても意味なく抗生物質の投与が盛んに行われてきた環境が日本にはあり、絶妙に選りすぐられた腸内細菌は容易に殺戮される。かつ消化困難な米、小麦を毎日これでもかと摂取できる食環境が我々を被う。

アトピーをはじめ様々なアレルギー疾患が増えて当然である。

整理しよう(あくまで仮説です)。そもそもここ数千年の食文化が消化器官の形状からして適したものではない上に、そのズレをなんとか補完してきた腸内細菌群を帝王切開によって母体から受け継ぐことを遮断し、抗生物質の不必要な投与によって、わずかに存在する腸内細菌群の多様性に追い打ちをかける。さらには豊かさが増すことで消化困難な穀物を大量に常食し、不適切な食文化にブーストをかける。ジ・エンドだ(笑)。

よくアトピー克服には腸内環境の改善が大事という言説をよく効く。企業も乳酸菌をはじめ怪しげな健康食品を腸を整えるとかいって次々に販売している。だが、経験から言って究極的にはアトピー克服に腸内環境はどうでもいい!!上記食材を完全に断てば寝冷えで下痢しようと便秘気味になろうとアトピーは悪化しない。自分は帝王切開で生まれ、子供のころ不必要に抗生物質の投与を受けたが、上記食材を断つことでアトピーは克服できた。腸内環境の改善でアトピーがよくなったように感じるのは、あくまで米や小麦の消化能力が多少改善した結果であろう。いかに腸内を整えようとも、消化困難な米、小麦を常食していればアトピーは根本的には治らないのだ。

よく噛む必要もない。よく噛んで食べるということがアトピーのみならず健康増進によいと叫ばれているが、よく考えるとおかしい。人間以外の野生動物でよく噛んで食事している動物がどこにいる。食は短時間で済ませるのが厳しい生存競争を勝ち抜く絶対条件である。よく噛んで食べないと健康を維持できないということは、つまり消化器官にマッチした食生活をおくっていない証ではないか。消化器官では本来消化できるようになっていない食材だからこそよく噛む必要があるのだ。米や小麦は本来人間の食べるべき食材ではない。例外的非常食だ。だからよく噛んで食べなければ健康を害するのだ。

米、小麦をきちんと消化できる人というのはあくまで例外であり、腸内環境が絶妙なバランスの上で成り立っているヤジロベー的存在であり奇跡なのだ。アトピーはこのヤジロベー的バランスが崩れていることを示す証拠であり、すでに例外的な奇跡の人ではなくなったという悲しいお知らせなのかもしれない。現代の食文化の中で上記食材を断つというのは受け入れられないことかもしれないが、あの痒みの日々よりまったくマシだ。覚悟を決めよう。何のことはない。奇跡の人(山幸彦)から普通の人(海幸彦)に戻るだけである。普通の人のくせに奇跡の人の食事を続けていれば、いずれ命に関わる重大疾患に罹患するのがオチである。

腸内環境の改善に日々努力したり、生活リズムに気を配ったり、ダニや風呂やシャワーの水といった外部環境の改善にカネをかけたり、高価な化粧品や漢方の軟膏に大金をはたいたり、無農薬オーガニック野菜をネットで購入したりすることはアトピー克服に一切不要だ。

「米、小麦、卵、牛乳、植物油を食べるな!」これで十分である。

次いで「青魚を毎日食べよう」を加えれば鉄壁だ。

※ちなみになぜ卵、牛乳が消化困難で食べてはいけないのかについての仮説は下記記事を参照してください。トンデモ論を披歴しております(笑)。

・米、小麦こそガンの主要因!?
http://judgethinkwill.seesaa.net/article/424653315.html

※植物油とアトピーに関しては脂質バランスの問題であり、当ブログのあちこちで記述しておりますので、よろしくご参照ください。





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2015年08月23日

米、小麦こそガンの主要因!?

日本人の二人に一人はガンになり、三人に一人はガンで死ぬという。圧倒的なガン罹患率だ。長寿国になったのだから当然の結果で仕方のないこととして捉えがちだが、話はそう単純ではないらしい。

文明化の影響で長寿を享受しているのは人間だけではない。人間に飼育されている家畜やペットも長寿を享受している。飼主から好き勝手に怪しげな餌を与えられているペットたちは別として、きめ細やかな管理飼育によって長寿を享受している動物園の生き物たちのガン罹患率はかなり低い。人間に遺伝的に最も近いといわれているチンパンジーがガンで死亡する確率はわずか二パーセントである。三人に一人はガンで死ぬ日本人との差は圧倒的だ。

なぜ人間のガン罹患率は圧倒的に高いのか。最も有力な説は脳の発達に原因を求める。脳は脂肪の塊だ。脳は無数の神経ネットワークを組んだ一種の電気回路であるが、この回路を正常に働かせるために、神経回路をきちんと丁寧に絶縁体で保護してやらなければ情報の混線を起こす。その絶縁体として脂肪が使われているので、脳は脂肪の塊なのだ。人間は脳が発達する過程で、大量の脂肪が必要となり、脂肪酸の体内合成能力を高めていった。他の生き物のより人間は脂肪酸合成能力が格段に高い。これが発ガン率を高めているという。

動物の細胞膜は脂質(脂肪酸とグリセリンの結合体)でできている。だから脂肪酸がなければ新しい細胞膜は作れず、細胞分裂できない。一般に動物は食事で脂肪酸を摂取しなければ細胞分裂に支障をきたすのだが、人間は脂肪酸合成能力が高いので、脂肪酸を摂取しなくても、主に糖から脂肪酸を合成して容易に細胞分裂が可能である。体外から脂肪酸を摂取しなければ細胞分裂できない生物と摂取しなくても細胞分裂できる生物。どちらが分裂バカたるガン細胞にとって居心地がよいかは自明である。事実、ガン細胞は酸素を用いたエネルギー産出が容易な環境においても、脂肪酸合成を担う酸素不要で非効率な解糖系エネルギー産出が異様に活発なのだ(ワールブルグ効果)。この脂肪酸合成能力原因説を基にして、脂肪酸合成阻害薬(FAS)が抗がん剤として研究開発されているが、なかなか副作用もひどいらしく実用化はされていない。

ただ、上記の説が正しいのならば、脂肪酸の摂取を質・量ともに必要最小限に抑えて、かつ糖質制限をするといった食事療法がガン抑制効果をあげそうである。しかし、そういった厳格な食事療法が効果的だったという確かな研究データはいまだ出ていない。

他に考えられる理由はないか。アトピー罹患経験者の我田引水的素人論(笑)として、遅発型アレルギー四大原因「米、小麦、卵、牛乳」を常食する食習慣こそ、人間のガン罹患率を圧倒的に高めている犯人ではないかと考える。キーワードは「若さ」だ。

経験からアトピーの原因は「植物油脂の摂取過多による脂肪酸バランスの悪化」と「食物のタンパク質消化不良による遅発型アレルギー」の併存にあることは間違いないと思う。特に食物のタンパク質消化不良による遅発型アレルギーは米、小麦、卵、牛乳で起こりやすい。本来、食物に含まれるたんぱく質は消化でアミノ酸が二つ三つ繋がったジペプチドやトリペプチドにまで分解されて食材の生命情報を破壊してから体内に吸収される。しかし、なぜか上記食材は消化不良を起こしやすく、そのたんぱく質を十分に分解できず、食材の生命情報を残したまま、ポリペプチドとして取り込んでしまう。それに免疫が反応してアレルギー症状として肌の慢性湿疹つまりアトピーを引き起こす。そもそもポリペプチドとは多数のアミノ酸がペプチド結合した非常に大きな構造体である。これが腸壁の小さな穴をすり抜けて体内に入り込むなんてことは、専門家の間でも意外だったらしく、この事実が認められてまだ十年ちょっとしか経っていないらしい。なぜ他者の生命情報が体内に入り込んでしまうような隙が腸壁にできてしまうのか。これもはっきりとした理由は分かっていないが、もしかしたら、そのような隙はそもそもデフォルトの仕組みとして人間に備わっているのではなかろうか。

そう考えるきっかけを与えてくれたのは、強引な解釈で有料ドキュメンタリー番組を創ってしまうで有名な、牽強付会マユツバ放送局NHK(笑)で放送された「生命大躍進」シリーズだ。放送を録画せず一回見たきりなので、細かいことは記憶が定かでないけれど、驚くべき生物進化物語をこの番組は披露していた。なんと太古の海中において、動物の目を構成するたんぱく質の部品設計図は、はじめ植物が光センサーとして開発に成功し、それがひょんなことから種を超えて動物に伝達されたものだという。つまり生物のたんぱく質アミノ酸配列アイデアは同種の生殖という方法以外でも、種を超えて交換しうるものなのだ。もしかしたら生物の進化は、偶然の産物というより、種を超えてたんぱく質の設計アイデアを交換することで遺伝情報にパラダイム転換を起こすことによって意図的に成し遂げられてきたのかもしれない。よく豚ばかり食べていると顔が豚に似てくるなんて言われるが、マクロではあり得なくとも、ミクロレベルでは十分に起きうることらしい。

人間も進化のために、種の違う生物のたんぱく質情報に接触し、自分の中でそれを試す可塑性を残している。そう判断するならば、人間の腸は消化不良なポリペプチドを取り込む余地をわざと残していると考えられなくもない。だが、これは自己の情報と混同をおこす危険なかけである。仮に試した情報が自己情報と親和性を発揮したり、少なくとも悪さを発揮しなければ問題ない。しかし怪しげなコンピュータウイルスをダウンロードしてしまったパソコンのように核となるプログラムの機能不全を招いた場合は悲惨である。特に抑制された細胞分裂のリミッターを解除する方向に働いた場合はガン化を容易に招くだろう。

「米、小麦、卵、牛乳」のような遅発型アレルギーを招くポリペプチドの情報を種を超えて人間がお試ししたらどうなるだろう。米、小麦、卵は生物のはじまりの細胞である胚そのものだし、牛乳は子牛を爆発的に成長させるためのたんぱく源だ。どちらもすさまじい細胞分裂を可能とする「若さ」を備えた情報を含んでいる。下手に自己の情報と結合すると、本来するべきでない細胞分裂スイッチを不用意に押してしまう危険を多分に含んでいるのではないか。おそらくこれらのポリペプチドをいつまでも体内に遊弋させていては危険が増すばかりで、進化を引き出すパラダイム転換などという夢に賭けている場合ではない。アトピー罹患者の体内ではこの危険に対して非常に敏感で、免疫をフル稼働させてこれらのポリペプチドを体外に排出しようとしている。その結果が肌の慢性湿疹なのではなかろうか。

現代人は「米、小麦、卵、牛乳」のような活発に活動する若さを備えた生物を気楽に常食しすぎていると思う。生き物を食べるということは、その生物の生命情報と自己の生命情報が接触するリスクと可能性を負うということであり、情報の生存と革命を賭けた闘争と実験の場なのだ。だからこそ、接触する情報はできるだけ完成された成体の情報がよいに違いない。細胞分裂のリミッターを解除しうる情報と接触する危険は限りなく低くなるであろうから。生物の胚や子供をさけ、成長しきった成体を常食する。それが自己情報のガン化を防ぐ要点なのではないか。アトピーはそれを教えてくれているように感じる。

我ながらトンデモ論だなとは思うけれど、米や小麦などを食べられない身としては、そうとでも考えないとやってられないのだ(笑)。
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posted by あれるげん at 11:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | アレルギー対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする