2012年04月06日

アトピーの原因と対策

経験から私的に効果があったと思われるアトピーの原因と対策(まとめ)

アトピーの原因は植物油脂の過剰摂取にある。植物油脂にはリノール酸という脂肪酸が多く含まれている。リノール酸は体内に取り込まれるとアラキドン酸に化学変化しグリセリンと結合することで脂肪となる。アラキドン酸過多の脂肪は細胞膜の構成材料として付着して炎症型のプロスタグランジンを生成する。これが免疫を狂わせる。狂った免疫が正常な皮膚細胞を攻撃することでアトピーとなる。

対策として、アラキドン酸過多を脱却するために、日々の食生活において植物油脂を徹底的に排除する。代わりにリノール酸やアラキドン酸と競合して炎症を鎮める働きがある脂肪酸(ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、αリノレン酸)の摂取を積極的に行う。

またアトピー罹患者の多くは「植物油脂の取りすぎによるアトピー」と「食物の消化不良による食物アレルギー」を併発している。植物油脂によるアトピーと食物アレルギーは症状が同じでも因果の流れは別物である。植物油脂排除とは別に、食物アレルギーを起こしている食材を特定して排除する作業も必要になる。

食物アレルギーはたんぱく質の消化不良によって起こる。本来、たんぱく質は消化によってアミノ酸にまで分解され、食材の生命情報を消し去ってから体内に取り込まれる。しかし、なんらかの理由(腸内環境の悪化など)で消化能力が低い人は、たんぱく質を十分に消化できず、食材の生命情報を残したまま取り込んでしまう。これに免疫が反応してアレルギー症状が起きる。消化困難な食材は人それぞれなので、その食材の特定は日々の食事記録を残したり、アレルギー検査を受けたりして独自に発見していくしかない。最近は腸をきれいにすればアトピーは治るという言説が盛んに流布され、乳酸菌販売などで企業が儲けている。でもこれは食物アレルギーを克服するだけで、アトピーの根本治癒にはつながらない。植物油脂排除も同時並行して行う必要がある。

特に米アレルギーは重傷アトピー患者に多い。特徴的症状としては、パサパサした乾燥性のフケが頭部に出る。目周囲に湿疹が発生して赤くパンダのように広がる。猛烈にかゆい。どうやら米の品種改良が原因らしい。コシヒカリやあきたこまちといったモチモチ感を売りにした品種は、本来日本人が主食にしていたうるち米にもち米を掛け合わせて作ったもので常食とするには不自然な品種なのだ。お米は炭水化物といわれるが、たんぱく質も結構含まれている。あのモチモチ感の原因であるアミロペクチンが米たんぱく質の消化を困難にしていると思われる。一週間ほど米の摂取を完全に断ってみて症状が改善すれば米アレルギーの疑いがある。その場合、もち米要素を取り込んでいないササニシキやゆきひかりなどのさらっとした食感の品種を選ぶべきである。


※具体的対策法※
<以下の食材を食べない>
 ・揚げもの 
 ・炒めもの 
 ・市販パン(代用バターであるマーガリンやショートニングは植物油脂)
 ・ナッツ類(ココアやチョコレートなども排除)
 ・豆類(市販の安い納豆はただの大豆に納豆菌をくっつけただけで大豆そのものは全く発酵していないニセ納豆である。油っぽく危険。大豆類はみそなどきちんと発酵したものだけを食べる。豆腐は油脂が抜けているので食べられる。)
 ・菓子類 
 ・お米(もち米系品種であるコシヒカリやあきたこまちを避け、うるち米系品種であるササニシキやゆきひかり等にする)
 ・脂肪の乗った肉類(肉類にはアラキドン酸多し。肉はぱさぱさしたオーストラリア産の牛肉をしゃぶしゃぶにして脂肪を落としてから食べる。もちろん植物油脂の入った焼き肉のたれは避ける。ただし食べないに越したことはない)
 ・オリーブ油(重度の場合は排除。オリーブ油はオレイン酸が主成分でリノール酸は少ないがそれなりに入っている。重度アトピーの場合は摂取を控える方が無難。)
 ・各自それぞれ食物アレルギーを起こす食材(筆者は卵、もち米、強力粉を排除中)

<以下の食材を毎日食べる>
 ・青魚(さんま、さけ、いわし、さば、あじ等/ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸の補給)

<推奨食材>
 ・キャベツ(下手に乳酸菌飲料やヨーグルトを食べるより便通が良くなる)
 ・寒天(きざみ寒天にして毎日の味噌汁に入れる。便通が良くなる)
 ・大根(消化酵素が消化を助ける)
 ・たくあん(米アレルギーの方にオススメ!ウルチ米系品種のお米のお伴に!大根の消化酵素が米タンパクの消化を助ける)

※期間※
良くなったり悪くなったりを波打つように繰り返しながら、だんだんと悪化の程度が治まる。直線的に良くなって行かない点に注意。食事療法を始めた後、いったん悪化しても食事療法をやめないことが重要。3か月もすれば食事療法が効いているのが確信できる。そうなれば以前の食習慣に戻る気はなくなるはず。スーパーの総菜コーナーで揚げものの臭いを嗅いだだけで吐き気がするようになる。完全に症状が無くなるまでの回復は年単位の努力が必要と思われる。

※追記※
動物油脂を摂取するより植物油脂を摂取したほうが身体によいという言説が流布している。自分のアトピー克服経験からいうと、それは間違っていると思う。植物は動くことができないので天敵から逃げることができない。ではどうやって自分の身を守るかといえば、自分の体内に毒を内包するしかない。逆に動物は動いて逃げられる。危険と手間をかけて自分の体内に毒を仕込む必要なんてない。植物にとって毒を内包して身を守ることは普通であり、動物にとっては異常なことである。では、植物はどこに毒をため込むかといえば、それは油としてため込むのが常道だろう。生物は動的平衡という仕組みなのだから、体内物質はつねに入れ替わる。ただし油だけは飢餓対策として一定期間体内に保存する。油の状態で毒を保有するのが最も効率的と思われる。だから植物油脂は防衛毒の塊といえるのだ。森の中に素肌丸出しで突撃すればかぶれまくるのと同様、植物油脂を体内に過剰に取り込めば体内からかぶれまくるのは、よく考えれば当たり前のことだ。アトピー患者は体内が森林状態だ。いくらステロイドを塗ったって治りはしない。植物油脂は、動物油脂より危険である。

聖書によれば、人間は知恵の実を食べたため、神の怒りを買ってエデンの園を追放され、労働と生みの苦しみにあえぐことになったという。狩猟生活を捨て、農耕を始め、植物を食べるようになったことで、リノール酸過剰摂取による炎症が人類を襲った。もしかしたら、この経験のメタファーが知恵の実の話に含まれているのかもしれない。

※追記2※
米のでんぷんはアミロースとアミロペクチンに分かれる。アミロースが多いとさらっとした食感になり、アミロペクチンが多いとモチモチした食感となる。モチ米はアミロペクチン100%であり、コシヒカリやあきたこまちといったモチモチ感を売りにした品種もアミロペクチンの割合が非常に高く、アミロースは少ない。

恐ろしいことに、このアミロペクチンは摂取過多になると小腸炎を招くようだ。「アミロペクチン 炎症」とか「アミロペクチン 小腸炎」などで検索してみてほしい。コシヒカリを毎日食べていれば、慢性的な小腸炎になっていると考えられる。それが食物アレルギーの原因となっていいるのではないだろうか。

もし現代日本人が弱体化しているのだとしたら、その原因は「植物油脂」と「コシヒカリ」のような気がする。

※アトピーの原因と対策(改)の方もご覧ください
http://judgethinkwill.seesaa.net/article/291366773.html

posted by あれるげん at 05:43 | Comment(12) | TrackBack(0) | アトピーの原因と対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
食事って、毎日のことなので、とても重要な要素なのだということがわかりました。
自分たちなりに食事療法を行なって4か月ほど経つのですが、自然と日本食になっています。
ですので、お米も「ササニシキ」にしてみようかなと思っています。
最近、彼女の便通が悪いので、早速キャベツを買って食べようと思っています。(でも、最近は野菜がとても高いです。)
難しい言葉はまだ全てがわかるわけではありませんが、少しづつ勉強していこうかなと思っています。
Posted by オサ at 2012年04月23日 17:55
大変勉強になります。ありがとうございます。
Posted by at 2013年01月31日 19:58
こんばんわ
大変参考になります。
私もササニシキにしてみたいと思います。
お伺いしたいのですが、症状のひどい時は白米で召し上がっておられましたか?
お答えいただけると助かります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
Posted by mim at 2013年06月25日 21:13
<mim様>

コメントの承認と回答が遅れて申し訳ありません。

ご質問についてですが、もっとも症状がひどい時、白米は断っていました。一週間ぐらいはお米を完全に断ってみることをお勧めします。その場合、イモ類を代替食にします。もしお米が原因となっているならば、それだけでずいぶん楽になるはずです。そしてお米が原因の一つであることに確信が持てます。その後は、ササニシキやゆきひかりなどを色々試して、自分に合った品種を選び、少しづつお米に対する許容量を上げていく感じで治しました。

現在ではゆきひかりを大盛り二〜三杯食べたとしても湿疹は出てこないです。
Posted by あれるげん at 2013年07月03日 18:00
ご回答ありがとうございます。
心配なくお腹いっぱいお米が食べられるって幸せなことですよね。
米断ちやってみますね。
また、よろしくお願いします

Posted by mim at 2013年07月04日 18:45
生活の不良で私はニキビ肌と重度の気分障害として表れています。
飲み水、料理水をメガキャットで精製した蒸留水を使う良いにしても格段な改善がみられました。
ここをみておられる方は試してみてください。味方ですので。(私に、宣伝するような繋がりはありません)
ただ、水による改善は5〜8割でしょうか、完全ではありませんが
水道水や名選の水、スーパーのR.O.浸透法水や、薬局の精製水を含めたうえで
蒸留水はこれを出し抜いて効果があります。
電磁波過敏症の方は蒸留水をアルコールランプを使ったアランビック式の物でつくる方法を取ると良いでしょう。



米をアレルギーの少ない固有種である無肥料、無農薬の亀の尾にかえてみます。
改善した暁には、固有種の保護に取り組むことを使命として生きます。
結果は数週間後になりますが、もしこれらの食材が原理になっているのならば
私たちの繊細な身体にとって、これらの種の植物を生かし生をわけあたえてもらわなければ、この世で健康に動けるような私たちの居場所は無いのですから。
この固有種はこの固有種の価値が生きる私たちが守るべきなのです。
種の価値を諸共しない者の手、植物、環境からこれらの固有種を守りましょう。
生きる環境を与え、価値に切っても切れない身体の者へと種を伝承していかなければ
私たちに未来はないということです。
大半の、固有種を諸共しない者に淘汰されていきます。
Posted by 梅田 at 2015年01月05日 10:46
<梅田さま>

コメント有難うございます。

「亀ノ尾」が効果を発揮しますように!!自分の経験からは、一度お米を完全に断つ期間を一週間ほど置くと良いのではないかと思います。また、亀ノ尾とともにたくあんを添えるのもオススメです。大根の消化酵素が米たんぱくの消化を助けてくれます。

自分は水にこだわらなくても改善しましたが、水を変えるだけでアトピーが治ったという話もしばしば聞くので、きっと水が要因でアトピーという人もいらっしゃるのでしょう。
Posted by あれるげん at 2015年01月06日 17:31
これにも強く賛同!☆。

農薬や化学・有機肥料使用注意などは大方気づくかもしれませんが米の品種注意は現在の日本人大勢の盲点ですね。
これは米による日本人遺伝子組み換え大問題と言っても過言じゃないですね。

記載されていませんでしたが現在CMで大宣伝している酒、ビールなどはアトピー者関係なく常飲は重害ですね。
農薬入り遺伝子組み換え麦やもち米を発酵?させた飲料なので固体(パン、餅など)を常食する影響よりもはるかに害があると思います(液体なので毒害、影響を受けるスピードが速い)。

自分は現在こんにゃくや脱脂大麻の粉(国産)など少常食しているのですが大盲点などありますかね?。
Posted by 野澤 保夫 at 2015年05月04日 21:12
遺伝子組み換えじゃなくて品種改良でした。
間違えて表示してしまいすみませんでした。
Posted by 野澤 保夫 at 2015年05月04日 21:37
<野澤 保夫さま>

コメント有難うございます。

品種改良によって消化困難になったたんぱく質がポリペプチドとして体内に吸収され、その排出現象がアトピーの一因だと考えています。

ですので品種改良穀物を発酵させ生じたアルコールの危険性については、正直わかりません。お酒にはたんぱく質は含まれていないので少なくともアトピーの原因にはならないかと思います。

とはいえ、ご指摘のようにアトピーと関係なく、全く別の経路で体に害を与えうる存在かもしれません。

また大麻の所持は大麻取締法で一部の例外を除いて犯罪構成要件に該当すると思います。大麻の麻薬性はたばこと大差がないとして世界的にみて大麻の規制を緩める方向もあるようですが、完全な誤りです。なぜなら、アトピー罹患経験から穀物そのものが人体にとって基本的に毒と考えるからです。個人的には大麻どころか米ですら規制が必要ではないかと思うくらいです。

米や大麻は神事で重きを置かれていることから分かるように神々の食べ物であり、人間ごときが食するのは分不相応と考えるべきではないでしょうか。そのたんぱく質は消化が困難で、含まれるでんぷんは急激に血糖値を上げます。人体にはあまりある力を備えています。広く穀物は人間が食するには不適当なのだと考えます。

日本人がお米を主食として常食し始めたのは江戸時代からだと聞きます。鎌倉期の甲冑と江戸時代の甲冑を比べると、江戸期の方が明らかに小さく弱弱しい。米の常食が日本人を弱体化させた表れではないかと思います。江戸期より前、お米は祭事に食したり、戦時に兵糧に利用したりする緊急時の食べ物であって常食するものではなかったのかも。消化器官からみれば人間は基本的に肉食なのです。穀物を消化するようにはできていない。

こんにゃくなどイモ類は体に良いと思いますが、穀物は基本的に常食しない方が吉ではないでしょうか。
Posted by あれるげん at 2015年05月05日 17:58
二歳の子どもの湿疹が良くならず米アレルギーを疑っているのですが、小児科は米にはアレルギーないと断言して(たぶん即時型ではないので、医師としてはアレルギーとして考えていないのかも知れません)、米アレルギーは採血をして陽性になりますか?
Posted by こめこ at 2015年05月07日 02:17
<こめこ様>

コメント有難うございます。

米アレルギーを採血検査したことがないので何とも言えません。

即時型アレルギー検査は免疫グロブリンEの血中濃度で判定されます。この抗体は血液中にごく少量しか存在しないため、それがたくさん検出されれば異常と判断できます。一方、アトピー罹患者が苦しんでいる遅発型のアレルギー検査は免疫グロブリンGを調べます。これは健常な人の血中にもたくさん存在するものなので、その濃度でアレルギーの有無を判断できるかというと、どうも怪しいようです。少なくとも医学的には因果が立証された検査ではないようです。参考資料にしかならないといったところだと思います。

我々は米を食べることによって生じる慢性皮膚炎症を、その症状がアレルギー皮膚炎と酷似しているので便宜上米アレルギーと呼んでおり、その名が人口に膾炙していますが、医学上のアレルギーの定義に合致する症状なのかは疑問です。

アレルギーとは免疫が無害な特定の抗体に不必要に反応して過剰に活動することで起きる炎症を指すと思います。でも米アレルギーと我々が呼んでいるのは、消化不良により体内に取りこんでしまった米のたんぱく質(ポリペプチド)という異物を体外に排出しようという正常な免疫反応ではないでしょうか。米のポリペプチドが血管やリンパの中をめぐっているという状態は、いわば米という異生物の生命情報を我々の中に取り込んでしまっているのと同じであり、自己の生命情報との取り違えを起こしやすく危険な状態なのだと思います。それは一刻も早く正す必要があり、そのために免疫が活性化している。そう考えれば絶対に必要な活動による炎症なのですから、厳密にはアレルギーと呼ぶべきではないのかもしれません。抗体が活発に活動することによる炎症という点でアレルギーと共通しているだけなのではないでしょうか。米を食することによる炎症は、アレルギーというより消化不良による炎症なのです。

厳密な意味で米アレルギーがあるとしたら、米を溶かし込んだ水溶液を正常な皮膚に塗りつけて、いわゆるパッチテストをしてみて、そこが赤く炎症をおこせば、米アレルギーとよんでよいかと思いますが、そんな症状が起きたという話は聞いたことがありません。

医師の先生方は国家資格に基づいて、お金をもらって意見を述べる責任ある立場なので、あいまいな定義に基づく言葉の運用はしないと思います。

以上、あくまで医学の素人による邪推にすぎませんが…。
Posted by あれるげん at 2015年05月07日 20:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。