2012年07月30日

脱ステロイドについて

ステロイドが原因でアトピーは悪化する。このような考え方が主張されて幾久しい。自分もアトピーに苦しんでいた頃、それは正しいと思っていた。なぜなら、ステロイドを塗り続ければ塗り続けるほど薬は効かなくなり、より強いステロイド剤に切り替えていかなければ対応できなくなるからだ。これはおかしい。悪化の原因はステロイドなのではないか。そう思うのも無理はない。だから脱ステロイドに挑戦した。結果として地獄を見た。全身から血が噴き出すほど湿疹が悪化し、腿の裏が最もひどかったため、寝る時は常に腹這い、座ることもできず、食事は立ったままという日々が半年以上続いた。

幸い今は湿疹がほとんどない。未だに湿疹は出やすい体質だが、なぜ湿疹が出てきたのか原因が良く分かるようになった。だから湿疹をコントロールできるようになったと言った方がいいかもしれない。アトピーつまり湿疹が出てくる真の原因が分かってきたのだ。それは食事にあった。植物油脂の過剰摂取と消化能力を超えたたんぱく質の過剰摂取に原因を集約することができる。

アトピーの原因と対策
http://judgethinkwill.seesaa.net/category/13092751-1.html

このようにアトピーを克服して思うことは、いわれているほどステロイドの副作用は無かったのではないかということだ。ステロイドは下手に症状を抑え込んでしまう。だから、アトピーの原因を探求することを怠り、体に合わない食事を摂取し続ける。ゆえにアトピーは悪化し続ける。これがステロイドの副作用でアトピーが悪化したように感じる因果だと思う。アトピーは体に合わない食事をしていますよという警告信号なのだ。ステロイドはその信号を遮断する。見たくない現実を見なくて済むようにしてしまう。皮膚科に通い、ステロイドを獲得することで、正しい治療をしていると思い込み、さらに考えようとしなくなる。ステロイドに副作用があるとするならば、湿疹悪化ではなく、アトピーに対する態度への副作用といえるかもしれない。

脱ステは地獄を見るし、社会性も失うので、あまりお勧めしない。食事を変えればアトピーは治るからだ。しかし、全く脱ステに意味がなかったとも思わない。脱ステをして真の症状を体感することで、食事を変えた効能が手に取るように分かるからだ。人間は頑固なので、自分で納得しないと行動に移れない。脱ステをしながら食事を変えると、その効果が如実に表れるので、納得しながら食事療法を続けられる。脱ステをせずに食事療法を完遂できたかと自分に問えば、難しかっただろうなと思う。未だに、食事療法を疑っていただろう。特別ひどい食生活を送っていたわけではなかったから。自分よりひどい食生活を送っていながら、肌はきれいでぴんぴんしている人間など五万といると言い訳しながら。しかし、この世は偶然と不公平に満ちており、同じ人間でも個体差がある。酒やタバコにおぼれながらも健康長寿をまっとうできてしまうと人もいれば、子供のころから米や小麦がNGな人だっているのが現実だ。アトピーの人は揚げ物や炒め物は食べてはいけない。これは事実なのだ。目をそむけてはならない。この事実に納得するために脱ステをして地獄を見ることも悪い選択ではない。

ただし、脱ステ中に感染症に感染するリスクがあることも忘れてはいけない。

posted by あれるげん at 17:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | アレルギー対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おっしゃるとおりです。唸りました。
Posted by あ at 2013年01月31日 19:29
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。